9月に入ると、朝の空気がほんの少し変わると感じています。
肌に当たる風がやわらかくなって、外に出たいという気持ちが自然と戻ってくる感じ。
でも、夏の間に控えていたことを一気に取り戻そうとしなくていいんです。
ただ、玄関を開けて秋風を感じるだけで、体が「また動き出せる」と教えてくれます。
今月はその感覚を大切に、散歩と読書と、目のことを少しずつ整えていく秋にしたいと思っています。
1.涼しくなったら散歩時間を戻してみる
8月は早朝か夕方にしか出られなかった散歩が、
9月になると昼前後でも気持ちよく歩けるようになってくる気がしています。
頭の中の時間帯の選択肢が広がるだけで、外に出るハードルがずいぶん下がるんです。
夏の間に体が少し鈍っていても、気にしなくていいのは短時間の外出から再開するからです。
最初の一週間は短めに、10分から15分を目安に歩いてみます。
それで体が悲鳴を上げなければ、翌週から少し伸ばせばいいのです。
散歩の再開は、勢いよく始めるより、そっと戻っていくくらいがちょうどいい。
調子に乗って遠出してから帰ったあとで膝が痛くなることがあるので短時間にとどめましょう。
2.秋は歩く距離を少し伸ばしてみる
涼しさが定着してきたら、いつもより少し遠いところまで歩いてみましょう。
近所の公園の外周を一周する、一つ先の角まで足を伸ばしてみる、
そういった小さな変化が、歩くことを再び楽しみに変えてくれます。
速度の緩急もつけると楽しいですよ。
距離を数字で測る必要はありません。
「いつもより少し遠くまで来た」という感覚があれば十分です。
秋の景色は歩くたびに少しずつ変わっていくので、
その変化を見つけることが、散歩の楽しみに自然と加わってくると思います。
秋の自然も変化をしていますので、その変化も見つけて楽しみに変えましょう。
3.遠くを見る散歩は目にも気分転換になる
散歩中に意識して遠くを眺める時間を作るようにしています。
山の稜線、空の雲の形、遠くの建物の輪郭。
変化を見つけようとはしていません。
手元の画面を見続けた目には、遠くの景色を見ることが休息になると思っただけです。
眼鏡で遠くを見るとき、視界がくっきりする感覚が心地よいですね。
秋の澄んだ空気の中では、その見え方がとくに気持ちいいと感じます。
遠近両用の眼鏡を使っている方なら、遠くを見る時間と手元を見る時間を
うまく切り替えながら歩くと、目の疲れが出にくくなると思っています。
4.コンタクトと眼鏡を天気で選ぶ
9月は天気が変わりやすい季節だと感じています。
そして晴れた日の散歩はコンタクト、雨や曇りの日は眼鏡、という選び方ができる季節です。
曇りの日はコンタクトをつけても遠くがさほど快適というわけでもなく、
それなら眼鏡のほうが目に余計な負担をかけずに済むと感じています。
使い分けの基準は適当な思いつきでもいいんです。
「今日の天気と自分の気分でどちらにするか」と思うだけですから、
無理のない選択が直感できるようになってきます。
眼鏡もコンタクトも、自分の生活を助ける道具に過ぎないツールですからね。
道具に振り回されず、自分が選ぶ側でいたい。
選択肢を持っているという心の余裕を楽しんでください。
5.読書の秋は月2冊を目安に楽しむ
「読書の秋」という言葉があるくらいなので、この季節は本を開く気持ちになりやすいです。
目標として月2冊、というくらいが無理のない目安だとわたしは思っています。
週に1冊読もうとすると義務になってしまいますが、
月に2冊なら「まあそのくらいなら」と気楽に構えられるんですから不思議ですね。
本のジャンルは問わないほうが自由です。
旅のエッセイでも、歴史の読み物でも、軽い実用書でも、
今の自分が目に止まった、偶然の出会いの本を手に取ればいいんです。
読書は試験ではありません。
役に立つかどうかより、読んでいて気持ちがいいかどうかを優先していいですよね?
自分には合わないなと思ったら、そっとその本を閉じてもいいんです。義務じゃないんだから・・
6.読み切れなくても気にしない
途中で飽きた本は、無理に最後まで読まなくていいと思います。
「読み始めたなら最後まで読まなければ」という気持ちは、読書を楽しいものから義務に変えてしまいます。
本は読み終えることが目的ではなく、読んでいる時間を楽しむことが目的でしょう。
半分で止まった本がしばらくして再び手に取りたくなることもあります。
そのときにまた続きを読めばいいんです。
本棚に積んである本も、読みかけのまま置いてある本も、
いつか自分のタイミングで向き合えば、それでいいんじゃないでしょうか。
7.本から得たヒントをブログに生かす
読んだ本の中に「これは使える」と思う内容が出てきたら、メモをしておくようにしています。
ブログのネタになりそうな考え方、日常の工夫として取り入れたい習慣、
思わず誰かに話したくなるような話題です。
そういったヒントが、あとで記事のもとになっていくことがあるからメモは大切な習慣です。
最近はデジタルメモのObsidianにハマっています。
マークダウン記法という基本のテキストファイルなので読めなくなることはありません。
読書とブログは、一見別々の活動に見えて、実は互いを支え合っていますよね。
本を読んで考えるて真似することが文章を書く力になり、
文章を書こうとすることが本から吸収しようとする意欲につながる。
秋はその循環を楽しむのにちょうどいい季節なんですね。
8.AIに感想を整理してもらう
読み終えた本の感想をうまく言葉にできないとき、AIに手伝ってもらうようになりました。
「こういう内容の本を読んだのですが、感じたことをうまく整理できなくて」と話しかけると、
まるですでに読み込んでいたかのようなアイデアで整理の糸口を一緒に考えてくれます。
しかもあっという間です・・・
感想文を書かされているような感覚にはならないのも不思議な感覚です。
むしろ、誰かに話しながら自分の気持ちが整っていく、そういう感覚に近いです。
AIとのやり取りを下書きにして、そのままブログの一部として使えることもある。
読書の楽しみがもう一段階広がった気がしている。
AIツールはプロンプトの順番次第で答えが変わります。
最初からすべてを丸投げすると、雑な面白くもないことをやる気なさそうに書いてきます。
裏に人間がいるんじゃないかと思うほど、雑な問いかけには雑に返してきます。
9.体操も「毎日」ではなく「できる日」
夏に体操の習慣が暑さに負けて途切れてしまっても、9月からまた始めれば十分です。
「毎日やらなければ」と思い直す必要はありません。
「できる日にやる」という気持ちで再開するほうが長続きするんです。
朝起きて体が軽い感じがある日に、簡単なストレッチを3~4分。
それだけでいいのです。
毎日続けることより、やめてしまっても何度でも戻れることのほうが、
体を動かし続けるうえで大切だとわたしは思っています。
秋の体操は、夏のリセットを終えた体を少しずつ呼び覚ます時間ですね。
10.秋からもう一度生活リズムを整える
夏は無理して動いてはいけないからか生活リズムが崩れやすい季節です。
夜が涼しくなくて眠れなかったり、暑さで食欲が変わったり、
外に出る時間帯がいつもと違ったりすることもありました。
9月はそれを少しずつ元に戻していく月でもあると思っています。
でも、一気に整えようとしなくていいですよ。
起きる時間をいつもより30分早くしてみる、夕食後に短い散歩を加えてみる、
そういった小さな変化を一つずつ試してみる事もできます。
秋の空気の中でリズムを取り戻していくことが、冬に向けた体の準備にもなっていくでしょう。
焦らず、ゆっくり、自分のペースで整えていきましょうね。
次回予告:
10月は「読書・ブログ・AIを楽しむ秋、座りっぱなしを減らそう」をお届けします。
秋の室内時間を充実させながら、座りすぎに気をつける工夫をご紹介します。
どうぞお楽しみに。
著者:石仙人
職人として長年道具と素材に向き合ってきた経験をもとに、
シニアの日常をゆったりと楽しむヒントをお届けしています。
ステキなメガネは宝物



