温泉旅行のバイキングは何歩で帳消しになるのか調べてみたい
この妄想連載の記事は20記事を予定しています。
特にシニアの方に読んでいただきたいと思っています。
もしも夫婦でスマートウォッチを買ったとしたら、こんなことが起きるかもしれません。
温泉旅館の夕食バイキングを前にして、夫がうれしそうにお皿を手に取りました。
「旅行のときくらいは好きなだけ食べたいな」
妻が少し苦笑いしながら言います。
「でもどのくらい食べたら、明日の散歩で帳消しになるのかしら。スマートウォッチに消費カロリーって出てるじゃない」
夫が画面をのぞきこみます。
「今日は散歩で320キロカロリーか。これって多いのか少ないのか、よくわからんな」
食べた分だけ歩けば大丈夫。
そんな単純な話でもありませんが、数字として見えると急に現実感が出てきます。
消費カロリーって、そもそも何ですか?
消費カロリーとは、体が1日に使ったエネルギーの量をカロリーという単位で表したものです。
私たちの体は、歩いたり動いたりするだけでなく、じっと座っているときも、
眠っているときも、呼吸をしたり体温を保ったりするためにエネルギーを使い続けています。
スマートウォッチが記録するのは、こうした体全体のエネルギー消費の合計です。
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どうやって計算しているの?
スマートウォッチは、歩数や体の動きのデータに加えて、設定時に登録した身長や体重、
年齢などの情報をもとに消費カロリーを計算しています。
体が大きいほど動くのにエネルギーが必要ですし、年齢によっても基礎代謝の量が変わります。
同じ距離を歩いても、体の条件が違えば消費カロリーも変わってくる。
スマートウォッチはそのあたりを踏まえて、自分に合った数字を出してくれます。
完璧な精度ではありませんが、日々の目安として使うには十分です。
バイキングと消費カロリーの現実
温泉旅館のバイキングは魅力的です。刺身に天ぷら、煮物に茶碗蒸し、さらにデザートまで。
つい手が伸びてしまいます。
一般的に、バイキングでしっかり食べた場合のカロリーは800から1200キロカロリー程度になることも珍しくありません。
一方で、温泉街をゆっくり1時間散歩したときの消費カロリーは、体重60キログラム前後の方で
およそ150から200キロカロリーほどです。
夫が少し黙ってから言いました。
「ということは、バイキングを帳消しにするには4時間以上歩かないといけないのか」
妻が笑いながら答えます。
「だから最初から食べすぎないようにしなさいって言ってるのよ」
消費カロリーを見る本当の目的
バイキングを歩きで帳消しにしようとするのは、少し無理のある考え方です。
食事と運動は、どちらか一方で調整するものではなく、毎日のバランスの中で考えるものです。
消費カロリーの記録が本当に役立つのは、自分が思っているよりどのくらい動いているか、
あるいは動いていないかを知るためです。
たとえば、雨で外出できなかった日と、温泉街を散策した日では消費カロリーに大きな差が出ます。
その差を数字で見ると、体を動かすことの意味が実感として伝わってきます。
妻がスマートウォッチの画面をスクロールしながら言いました。
「先週の家にいた日と比べると、今日は倍近く消費してるわ。旅行ってけっこう体を動かしてるのね」
夫がうなずきます。
「温泉に来て健康になって帰るなら、それで十分じゃないか」
毎日続けると見えてくるもの
消費カロリーも、1日だけ見るより毎日の流れで見るほうがためになります。
外出が多い日と少ない日の差、旅行中と普段の生活の違い。
こうした記録が積み重なると、自分の生活のリズムが見えてきます。
急に増やすより、少しずつ動く習慣をつけていくためのヒントとして使うのが、
シニア世代にはいちばん合っている使い方です。
まとめ
スマートウォッチの消費カロリー機能は、1日に体が使ったエネルギーの量を自動で記録してくれます。
バイキングを帳消しにするのは難しくても、旅先でどのくらい体を動かしたかが数字でわかると、
健康への意識がほんの少し変わってきます。
食べることも歩くことも、旅の楽しみのひとつ。
数字はあくまでそのヒントとして、気軽に眺めてみてください。
次回は、GPS機能についてお話しします。
【RingConn (リンコン)】



