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第20回 まとめ記事 – スマートウォッチ

スマートウォッチ 家電
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結局シニア夫婦にスマートウォッチは必要なのか?20機能を調べて出した結論


もしも夫婦でスマートウォッチを買ったとしたら、どんな生活になるのでしょう。

この連載を始めたとき、正直なところ半信半疑でした。
スマートウォッチというものは、若い人やスポーツをする人のための機械ではないかと思っていたからです。

ところが20の機能をひとつひとつ調べていくうちに、考えが少しずつ変わっていきました。
温泉街を歩く夫婦、旅館で孫の写真を受け取る妻、早朝の大浴場に向かう夫。
そんな場面を想像しながら書いてきたこの連載の最後に、率直な結論をお伝えしたいと思います。


20回で紹介した機能をふり返ります


【myFirst Japan】

まず、これまでご紹介してきた機能を順番に振り返ってみましょう。

第1回の歩数計は、温泉街を歩いた距離が数字になって見える機能でした。
第2回の心拍数測定は、坂道で息が上がったときに自分の体の状態を客観的に知る手がかりになりました。
第3回の睡眠測定では、旅先で眠りが浅かった理由が数字で見えました。
第4回の血中酸素レベルは、高原の温泉地で疲れやすくなる理由を教えてくれる機能でした。

第5回の消費カロリーは、バイキングと歩数の現実を突きつけてくれました。
第6回のGPS機能は、路地で迷子になりやすい夫婦の心強い味方でした。
第7回の転倒検知は、石畳でつまずいたときに静かに反応してくれる安心の機能でした。
第8回の緊急SOS機能は、一人旅に出る妻を送り出す夫の不安を和らげてくれました。

第9回の電話着信通知は、バッグの奥のスマートフォンへの着信を手首で知らせてくれました。
第10回のLINE通知は、旅先でも孫からの写真を見逃さないための機能でした。
第11回の天気予報機能は、傘を忘れがちな夫婦の出発前の習慣を変えてくれる機能でした。
第12回の振動アラームは、妻を起こさずひとりだけ朝風呂に向かうための静かな目覚ましでした。

第13回のストレス測定は、今日は休む日か頑張る日かを体の数字が教えてくれる機能でした。
第14回の呼吸エクササイズは、旅館の夕食前のひとときにじんわりとした落ち着きをもたらしてくれました。
第15回の活動記録は、動物園での1日が記録帳として残る機能でした。
第16回の防水機能は、温泉に入るときだけ外せばよいという現実的な使い方を教えてくれました。

第17回のバッテリーは、毎晩充電する習慣さえつければ旅行中も安心という結論でした。
第18回の健康レポートは、1か月の記録が積み重なることで初めて見えてくる体のリズムの話でした。
第19回のスマホ探し機能は、地味ながら毎日の生活の中で一番使う回数が多いかもしれない機能でした。

そして今回の第20回が、この連載のまとめです。


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結局、シニア夫婦に必要なのか

結論からお伝えします。

必要かどうかという問いへの答えは、必要というより、あると生活が少し変わるという表現が正確だと思います。

スマートウォッチがなければ生きていけないわけではありません。
歩数計は昔からある腕時計型のものでも計れます。天気予報はテレビで見られます。
アラームはスマートフォンで設定できます。

しかし、すべてが手首のひとつの機械にまとまっていて、つけているだけで自動的に記録が続いていく。
この積み重なりが、少しずつ体への意識を変えていきます。


シニア世代に特に向いている機能はどれか

20の機能の中で、シニア夫婦の日常生活に特に合っていると感じた機能を挙げるとすれば、
転倒検知と緊急SOS機能、そして健康レポートの3つです。

転倒検知と緊急SOSは、若い世代にはあまり必要とされない機能です。
しかしひとりで外出する機会が増えるシニア世代にとって、万が一のときに家族に知らせて
くれる仕組みは、お守りのような安心感をもたらします。
持っていても使わないことが一番ですが、あるとないとでは旅の気持ちが違います。

健康レポートは、毎日の小さな記録が月単位でまとまることで初めて意味を持つ機能です。
年に一度の健康診断だけでは見えない、日常の体のリズムを自分で把握できることは、健康に長く過ごしたいと考えるシニア世代にとって価値のある情報です。


買う前に確認しておきたいことがある

スマートウォッチを選ぶ際に、事前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。

まずバッテリーの持続時間です。多機能なモデルほど消耗が早く、毎日充電が必要になります。
充電の手間が気になる方は、バッテリーが長持ちするモデルを選ぶと長続きしやすいです。

次に、GPS機能が単体で動くかどうかです。スマートフォンを持ち歩かずに散歩したい場面が
多い方には、単体でGPSが使えるモデルが便利です。

画面の見やすさも大切なポイントです。文字が小さすぎると日々の確認が億劫になります。
店頭で実際に画面を見てから選ぶことをおすすめします。

最後に、スマートフォンとの相性です。iPhoneをお使いの方はApple Watch、
Androidをお使いの方はGarminやFitbit、サムスンのGalaxy Watchなどが連携しやすい選択肢です。


妄想から始まったこの連載で気づいたこと

もしも夫婦でスマートウォッチを買ったとしたら、という妄想からこの連載は始まりました。

書き進めていくうちに気づいたことがあります。スマートウォッチが教えてくれる数字は、
健康の答えではなく、体と向き合うきっかけだということです。

歩数が少なかった日に落ち込む必要はありません。睡眠スコアが低かった翌日に焦る必要もありません。
数字はあくまで目安であり、自分の体の状態をふり返るための小さなヒントです。

夫婦で数字を見せ合いながら、今日はよく歩いたね、昨夜は深く眠れたみたいだね、などと話す。
そんなささやかな会話のきっかけとして使うのが、シニア世代にとって一番自然な使い方だと思います。

妻がスマートウォッチの画面を見ながら言いました。
「20回も機能を調べてきたけど、結局つけてみないとわからないことが多いわね」

夫がうなずきます。
「まずは試してみるのが一番だな。難しく考えすぎなくていい」

妻がにっこりしながら続けます。
「次の温泉旅行には、ふたりともつけていきましょうか」

夫が少し照れた顔で答えます。
「それがいい。歩数を競いながら歩くのも悪くないな」


この連載を読んでくださった方へ

全20回にわたってお付き合いいただきありがとうございました。

スマートウォッチは決して若者だけのものではありません。
むしろ体の変化を感じ始めるシニア世代にこそ、毎日の体の記録を静かに積み重ねてくれる
この機械は、頼もしい相棒になってくれると感じています。

難しい機能を全部使いこなす必要はありません。自分が気になる機能だけ使えば十分です。
歩数だけ見ていれば十分という方もいれば、睡眠と心拍数だけ確認したいという方もいるでしょう。
それぞれのペースで、それぞれの使い方で、体と向き合うきっかけにしていただければ嬉しいです。

妄想の温泉旅行で始まったこの連載が、スマートウォッチを手に取るかどうか考えるとき
の参考に、少しでもなれていたとしたら幸いです。


この連載で紹介した20の機能

第1回 歩数計機能
第2回 心拍数測定
第3回 睡眠測定
第4回 血中酸素レベル
第5回 消費カロリー
第6回 GPS機能
第7回 転倒検知
第8回 緊急SOS機能
第9回 電話着信通知
第10回 LINE通知
第11回 天気予報機能
第12回 アラーム機能
第13回 ストレス測定
第14回 呼吸エクササイズ
第15回 活動記録
第16回 防水機能
第17回 バッテリー
第18回 健康レポート
第19回 スマホ探し機能
第20回 まとめ記事



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